紙作りでリサイクルを体感しよう!
今回のアート教室の課題は「和紙でちぎり絵を作ろう」だったのですが、
メインの課題に入る前にリサイクルペーパー作りをしました。
和紙を使うレッスンだったので、紙作りを体験してほしかったのと、
環境問題に目を向けて“リサイクル”の知識を深め、体感するねらいでした。
実際に自分でリサイクルしてみると日常の中での意識が変わりますよね。
いろいろな材料で紙作りをして自由研究にもできそうです💡
みんなの周りでリサイクルできるものって何?と、問いかけると
「ペットボトル」
「牛乳パック」
「ダンボール」
「缶」
「瓶」
「新聞紙」
いろいろな声があがりました。
では、“リサイクルってなに?”
「リサイクルできるものを材料にしてまた違うものに作り変えて使うこと!」 と、答えてくれました!
日頃からみんなも身近に“リサイクル”を感じているのですね。
そんなお話をしてから新聞紙でリサイクルペーパー作りのスタートです!
シュレッダーで新聞紙を細かくする感覚やドロドロの紙の素の触感。
シュレッダーもペットボトルを振ることも大人からすると大したことのない作業ですが、
子ども達にとっては、とても楽しい作業です。
みんなのありあまるエネルギーであっという間にドロドロの紙の元ができました!!
20分ほどひたすらに、このドロドロを触っている子がいれば、 絶対触りたくない子もいる。 新聞紙の屑を集めて硬く丸めて和紙を貼り“地球”を作って、ケースも作って大切に持って帰ったり。 体感のしかたはそれぞれです。
日頃のレッスンで大切にしていることは、
『知的好奇心を満たす体験』
体を使って感じること・考えること・作ることが みんなの財産になると信じてる!
《リサイクルペーパーの作り方》 ①新聞紙をシュレッダーで細かくする
②新聞紙をペットボトルに詰める
③ビー玉を3個入れる
④水を入れる(ペットボトル1/3ほど)
⑤有り余るエネルギーでペットボトルを振る
⑥トレーに出して洗濯糊を入れる(2〜3回し程度)
⑦ザルにネットを張って紙の素を漉く
⑧水気を絞り、クッキングシートの上に出す
⑨カラフルな和紙を飾る
⑩キッチンペーパーを上に乗せて雑巾や古タオルで水分をできるだけ吸い取り、圧縮して薄くする。
⑪乾かして完成! 切手を貼ればハガキにできるよ✨
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